防火無線はどんなところに取り付けられる?

防火無線は建物内に設置されている火災用の防火設備機器です。
住宅や店舗、マンション、アパート、学校、病院などありとあらゆる施設に設置されています。
むしろ設置されていない建物は無いと言っても良いくらいです。

防火無線は煙感知型、熱感知型があります。
煙感知型は室内で何か燃えて煙が上がった時に、その煙を感知してブザーが鳴り響くというものです。

室内にいる人に伝えるだけでなく、連動して消防署や住宅設備会社に連絡が行くケースもあります。

ある程度の煙の量を認識してから発動しますので、例えば室内で焼肉をしたり、すき焼きをしたりといったちょっとした湯気や煙程度では反応しないように作られています。

そして、熱感知型も火災などによって室内の温度が急上昇した場合に作動します。
煙感知型と同様にブザーで知らせたり、自動で住宅設備会社に連絡がいくケースがあります。
ただ、住宅設備会社への連動は事前に配線工事をしたり、住宅設備会社と契約をしておく必要があります。

火災を最小限に食い止めるには、こういった防火無線装置が欠かせません。
ちなみにこういった装置自体は1万円から2万円程度で装着できるので、決して高いものではありません。
もし設置されていない場合は検討しておきましょう。

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