防災無線の概要と必要性について

防災無線は国民の生命と安全を保護するために重要な緊急情報を提供する手段の一つです。

防災無線には種類があります。

 

◇中央防災無線

国の指定行政機関や地方自治体、指定公共機関で使用される無線で、人命に関わる通信を確保するために整備された専用の無線通信システムです。

1978年に開始され、最初は電話とFAXのみでしたが、後に映像とデータ通信、そして国土交通省の光ファイバーネットワークを利用したIP伝送も可能になりました。

 

◇都道府県防災行政無線

都道府県庁、市町村役場、出先機関、防災関連機関(警察、自衛隊、海上保安、気象官署、放送事業者など)との通信を提供するシステムです。

1972年の第一次整備では固定、移動、FAX通信が導入され、1990年にはデジタル化と衛星通信が導入されました。

2004年の第三次整備では、移動通信をデジタル化・IP化し、周波数を260MHz帯に統合しました。

 

◇市町村防災行政無線

市町村が提供する、病院、学校、電力、ガスなどの民間の生活に関わる機関と地方公共団体の防災関連機関との直接通信を確保するための移動無線通信システムです。

主に地震等の大災害が起こった時や、交通や他の通信手段が断絶した際に使用されます。

 

株式会社宮島通建では地域の安全を確保するために重要な、防災無線の新設・撤去やアンテナ工事や内線工事等の電気設備通信工事に対応しています。

 

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