電気通信工事に必要な資格は?
電気通信工事の仕事に就きたいけれど資格がなければ難しいと思っている人もいると思います。確かに電気通信工事に必要な資格があり、その資格がなければできない仕事も多く、資格がないというだけで入ることを許されない現場があるのは事実です。
しかし、近年の人手不足の影響から、資格や経験がなくても歓迎している企業は多くあります。
スタートは無資格、未経験でもやる気があれば、いずれ資格を取得し、第一線で働く人材育成に力を入れているのです。
では、電気通信工事の仕事に就くために必要となる資格について紹介していきます。
まず、工事担当者という資格です。この資格を持つことで、電話回線を電柱から引き込む工事、インターネット関連の配線の引き込み工事、光ファイバーの工事などを行うことができるようになります。
工事担当者の資格の種類として、
・AI種(アナログ)の第1種~第3種
・DD種(デジタル)の第1種~第3種
などがあり、扱うことのできる回線数によって資格のランクが変化していくのが特徴です。
工事担当者の資格の中で、最高レベルと言われている資格は、AI・DD総合種という資格で、工事担当者として電気通信工事のすべての工事に携わることができます。
また、電気通信主任技術者という資格も、電気通信ネットワークの工事と維持、運用、監督責任者として業務に携わることができます。
そのほかにも電気通信工事施工管理技士(1級、2級)などの資格もあり、まずはどれかを取得しながら、資格を増やしていくことで携われる仕事を増やすことができます。